返済が苦しい場合の対処

家

夢のマイホームは一生に一度の大きな買い物ですので、野菜やお菓子を買うのとは覚悟が違います。金融機関に何度も足繁く通い、綿密な返済計画を立てたとしても、住宅ローンの返済が苦しくなる可能性はゼロではありません。そんなとき、どうすればいいのでしょうか。

新たにお金を借りてその場をしのぐ?

もし定期預金などの貯蓄に余裕があるのでしたら、それを切り崩して返済に回るのもいいでしょう。しかし切り崩す貯蓄すらないとなれば、真っ先に頭をよぎるのは、どこかから(誰かから)お金を借りて急場をしのぐということではないでしょうか。

▲親族からお金を借りる
お金を借りる当てはいくつか考えられますが、最も大きな問題になりにくいのは、親や兄弟などの親族からお金を借りることです。ただし、親や兄弟が住宅ローンの連帯保証人になっている場合、それだけでも迷惑をかけているのにさらに金の無心をするのはさすがに気が引けます。

▲友達からお金を借りる
親や兄弟からお金を借りられないとなれば、次は友達からお金を借りることが頭をよぎります。友達にもいろいろなレベルがあり、1回か2回くらいしか話をしたことのない友達よりも、親友と呼べるような仲の良い友達の方が借金のお願いもしやすいというものです。

しかし、大切にしたい友人関係が、借金で台無しになってしまう可能性も否定できません。借金を返済できればいいのですが、友達からの借金すら返済不能に陥ってしまったら、間違いなく友人関係は崩壊してしまいます。

▲消費者金融などからお金を借りる
親や兄弟、友達からも借りられないのであれば、赤の他人から借りるほかありませんが、赤の他人がお金を貸してくれるとは思えません。お金を貸すことを生業としている貸金業者であれば、比較的簡単にお金を融通してくれます。

ただし、これはやらない方が無難です。なぜならば、貸金業者の設定する金利は住宅ローンの金利よりもはるかに高いからです。消費者金融のキャッシングは年18%程度の高金利を設定しており、利息だけでも相当な金額になってしまいます。

また、簡単にお金を借りられてしまうからこそ、多重債務に陥る可能性もより高くなってしまいます。複数の消費者金融からお金を借りてしまい、結果として際買うの事態に陥る可能性もあります。

まずは相談

結論からいうと、親や兄弟、友達や消費者金融からお金を借りたとしても、決して住宅ローンの根本的な解決とはなりません。かえって悪化させる可能性すらあるのです。

そんな時、まずは住宅ローンを利用している金融機関に相談することが重要です。金融機関によっては、住宅ローンの延滞をしている人からの相談は受け付けないケースも多いので、実際に延滞してしまう前に相談に訪れましょう。

▲相談によって講じる可能性のある対応
相談はしたものの、「返済頑張ってください」と慰められるだけでは何の意味もありません。相談の結果、何らかの対策を金融機関が講じてくれる必要があります。金融機関によって、あるいは担当者によって対応は異なりますが、以下のような対応をとってくれる可能性があります。

・返済日の変更
住宅ローンの返済日が毎月15日だとしましょう。以前の職場は毎月15日が給料日だったのでお金のあるうちに引き落とせたが、転職後は毎月20日が給料日になってしまった場合、給料日5日前に住宅ローンの引き落としがあるということで、かなり返済が苦しくなりますね。返済日を給料日に合わせて変更してくれる可能性があります。

・一時的な返済金額の減額
急な出費が重なって、どうしてもその月だけは住宅ローンの返済が厳しいという場合、一時的に返済金額を減らしてくれる措置を講じてくれる可能性もあります。ただしあくまでも一時的なものであり、減額した分はどこか別の月で支払わなければなりません。

・一時的な返済期間の延長
さらにローンの返済が厳しくて、少しも支払えないという場合、一時的ではありますが返済期間を延長してくれる金融機関もあります。延長中は返済の義務はありません。

・元金分の返済の凍結
住宅ローンを返済していると、投書は利息分の返済ばかりでなかなか元金が減らないということがあります。少し返済が進んでくるとようやく元金部分の返済が始まるのですが、その段階で返済が厳しくなった際には、その月の返済は利息だけにとどめて、元金分の返済は一時的に凍結してくれます。

▲あくまでもその場しのぎ
ただし、相談をしてもそれはその場しのぎに過ぎません。返済額を減額してもらったり返済期間を延長してもらったりしても、後でその穴埋めをしなければなりません。結果的には返済総額が増える結果となります。

また、全ての金融機関でこのような措置を講じてくれるわけではありません。金融機関によっては全く措置を講じてくれないところもありますし、措置を講じてもらうにも一定条件を満たさなければならない可能性もあります。

▲そのほかの人に相談してみよう
住宅ローンで延滞をしてしまうと、住宅ローンを利用している金融機関では相談に乗ってくれない可能性が高いので、住宅ローンを利用している金融機関でない金融機関に相談するのも手です。それ以外にも、第三者であるファイナンシャルプランナーや住宅ローンアドバイザーなどに相談するのもいいでしょう。

支出を減らす

相談をして何とか少しでも住宅ローンの支払いが楽になったら、今度は自らの生活を見直す番です。

▲無駄をなくす?
まずその際に頭に浮かぶのが、「生活の中で無駄なところをなくす」ではないでしょうか。確かに無駄があってそれを削れば余裕資金が生まれてきますが、実際に我々が考えているほど無駄な支出はありません。

例えばお子さんの習い事は、月に1万円以上するものも多いため「無駄な支出」と考えがちですが、別の考えをすれば「お子さんへの先行投資」ともとれます。習い事はお子さんの成長のためになるからやらせているのであり、住宅ローンのためにそれをやめさせることは、将来かえって損をすることにもなりかねません。

無駄をなくすのであれば、現在かけている自動車保険や生命保険を見直してみるなど、「効率化」の観点から無駄をなくした方が確実です。

▲生活水準を落とす
無駄をなくす際に、現在の生活水準はそのままに無駄だけなくそうとする人がいますが、それはなかなか成功しません。生活水準がそのままである限り、無駄は再び発生する可能性があるのです。

生活水準を落とす際、全てを落とすのはあまり得策ではありません。メリハリをつけた生活水準の落としかたが効果的です。支出の優先順位をつけるとメリハリがつけやすくなりますよ。

住宅ローンの借り換えをする

親や親族、友達や消費者金融からお金を借りるのは解決にはならないと前述しましたが、住宅ローンの借り換えをするのは効果があります。

▲借り換えのメリット
多くの金融機関では、新規用の住宅ローン以外にも、借換え専用の住宅ローンを用意しています。住宅ローンの借り換えをする際には、金利の高い住宅ローンから金利の低い住宅ローンへ借り換えるのが基本です。そうすることによって支払う利息が減少し、返済総額が減少します。

▲どこからどこへ借り換えるか
●固定金利から固定金利へ
住宅ローンは長期間にわたって返済が続きますので、できればリスクは取りたくないものです。よりリスクの少ない金利体系の住宅ローンは固定金利です。リスクの少ない固定金利から固定金利へ住宅ローンを借り換える場合、同じ金融機関ではなく別の金融機関で借り換えると思います。

その際に最も重要なのは金利の数字ですが、それ以外にも各種手数料などトータルの費用を考慮しておきましょう。

●固定金利から変動金利へ
同じ金融機関が取り扱う住宅ローンでも、固定金利よりも変動金利の方が金利は低く設定されています。変動金利は半年ごとに金利の見直しが行われるため、将来の返済総額が確定しないリスクがありますが、低金利はやはり魅力的です。

固定金利から変動金利への借換えでしたら、同じ金融機関でもそのメリットを十分享受できます。同じ金融機関で借り換えるのであれば、審査や準備する書類、審査期間の面で優遇されるかもしれません。

とはいえ、借り換えはあくまでも緊急避難的な措置であり、当面の返済額を減らすにすぎません。

参考サイト

債務整理をする

それでも住宅ローンの返済が苦しいとなれば、債務整理をする選択肢があります。

▲任意整理
任意整理とは、債権者(お金を貸している人)と債務者(お金を借りている人)が直接話し合って、借金の減額などについて話し合うことです。あくまでも任意ですので、債権者が任意整理に応じない可能性もあります。そもそも、住宅ローンの金利は低金利ですので、任意整理による借金減額効果はさほどありません。

▲特定調停
特定調停は、任意整理と同じようなことを簡易裁判所を間に入れて行なうことを言います。簡易裁判所の調停委員は、判決を下すような強い立場ではなく、両者の言い分を聞くような立場となります。

任意整理と同じように、住宅ローンの減額効果はさほど期待できず、しかも特定調停後の和解が成立した後に延滞をすると強制執行を受ける可能性があり、給与差し押さえなどをされる可能性があります。

▲個人再生
個人再生は、先の2つよりはもう少し強制力の強い債務整理であり、一定期間の中で返済することを裁判所に約束することで、利息とともに元金の減額をすることも可能です。

個人再生は、借金減額効果が多いうえに大切なマイホームを手放さなくてもいいメリットがありますが、手続きが煩雑です。

▲自己破産
自己破産は、全ての借金を帳消しにしてくれる債務整理ですが、その際には夢のマイホームも手放さなければなりません。

▲債務整理は借り換えの後で
全ての債務整理に共通することですが、行なうと信用情報機関にブラックリストとして登録されてしまい、あとから住宅ローンの借り換えをしようとしても、ブラックリスト入りしていると審査で落とされてしまいます。くれぐれも順番を間違えないようにしましょう。

家を売る

どうにも住宅ローンの返済ができない場合、夢のマイホームを手放さなければなりません。その手放す方法としては「競売」と「任意売却」があります。

▲競売
競売とは、裁判所が夢のマイホームを管理して、それを入札によって売却する手続きのことを言います。

●競売のデメリット
競売のデメリットとしては、以下のようなものがあります。
・相場より低い価格で落札されることが多いため、売却してもまだ住宅ローンが残る
・官報に掲載される
・引っ越し代は自腹
・売る相手を選べない

▲任意売却
任意売却とは、通常の不動産売買に近い形でマイホームを売却する手続きのことを言います。

任意売却には、以下のようなメリットがあります。
・相場に近い価格で売れる
・官報に掲載されない
・債務者の持ち出しがない

●売る相手を選べる
この売る相手を選べるというのが、意外と大きな任意売却のメリットです。競売の場合ですと、落札されたら立ち退きしなければなりませんが、任意売却でしたら売る相手によってはそのままマイホームに居続けられます。

例えば、売る相手と交渉をして、当面の間は賃貸契約ということにすれば、賃貸にはなるもののマイホームにはいられます。お子さんがいる場合、転校する必要もなくなります。また、賃貸で月々の費用が抑えられますので、生活再建もできます。

おわりに

住宅ローンは多額の借金を抱えるため、少しのタイミングの遅れが借金を一気に膨れさせかねません。もし少しでも返済が苦しくなったと思ったら、先手先手で対処していきましょう。

 


鳥取大学による住宅関連のサービス

鳥取大学は、歴史はかなり長い学校の1つです。創業は1,940年代の終盤になります。いわゆる創業年数が長い大学の1つになるのです。その大学には、独自のサービスがあります。住宅に関わる様々な保証制度があるのです。例えば鳥取大学に通っていて、どこかの賃貸住宅に入居したいとします。入居時には、たいていは保証人が求められる事になりますが、大学が保証してくれます。

つまり保証人不要で、住宅を借りれる事になります。親戚などにも声をかける必要はありません。それと、万が一の時の費用負担に関する保証もあるのです。例えば出火などが発生して、住まいに損害が生じてしまったとします。その場合でも、この大学はお金を保証してくれるのです。ただしそれには上限額なども存在します。

このように様々な有益なサービスがある訳ですが、それは大学のサイトマップに掲載されています。その大学はサブページが多いですが、マップを見てみると効率良く情報を探す事ができるでしょう。

 

保証などに関するイベントに参加

住宅に対しては、しばしば保証が求められます。それにも色々な意味合いがあるのです。例えば住宅の損傷などをキーワードとした保証です。長らく住宅を使っていれば、だんだんと老朽化が生じる傾向があります。ですので一部の住宅メーカーでは、それに対する保証を用意している訳です。その他にも、マイホームを投資の為に用いる方も見られます。いわゆるアパート経営などの為に、入居保証などのキーワードで探している方も見られるのです。

そのようなキーワードに関して興味があるならば、不動産会社による勉強会などに参加をしてみる方法もあります。上記の保証とするに関するイベントなどは、随時開催されているのです。どのような方法でそれを知ることができるかというと、例えば不動産会社の店舗です。スタッフの方が、それを案内してくれる事もあります。もしくはパンフレットが郵送される事もあるのです。ですので保証に関して興味があるならば、不動産会社に問い合わせをしてみるのも一法と言えます。

 

住宅融資で悩んでいるなら個別相談会へ

住宅融資の返済計画を立てていく場合、金利の事を計算に入れていく必要がありますが、住宅融資の金利の形式には変動制の物もあり、例え住宅融資加入当初の金利が安く見えてもその後の状況の変化によって金利が高くなってしまい、住宅融資の返済が予想外に高くなってしまう事もあります。そうした金利の変動が無く、正確な返済計画を立てて安定した返済をしていきたい場合には、全ての期間で金利が固定なフラット形式の住宅融資を利用するというのも一つの手です。

ただこういった住宅融資でも長い期間に渡って返済をしていく場合には自身のマネー管理に関してもそれなりに気を使っていかなくてはならないため、何も知らない素人が数十年の間返済計画の通りに返済を進めていくというのは難しい部分もあります。住宅融資のセミナーや個別相談会では、そのように住宅融資で気を付けたいポイントや返済計画に関してのマネー管理も含めたアドバイスを受ける事も出来るので、住宅融資に不安に思っていることがあったら一度案内に目を通してみると良いでしょう。

 

住宅融資や財形貯蓄などに関わるイベントに参加

住宅融資に関心を抱いている方は、財形貯蓄にも興味を持っている傾向があります。そもそもマイホームを購入するような方は、今後の事を色々と考えているのです。リフォームなどもその1つになります。住宅の改装工事なども大いに想定されので、それに備えておきたいと考えている方も多いです。そして財形貯蓄や住宅融資には、様々な制度があります。それを勉強したいと思う方も、中には見られる訳です。その場合は、セミナーに参加してみる方法があります。

というのも金融機関などでは、随時セミナーを開催しているのです。前述の制度などを詳しく説明してくれるイベントなのですが、そこで勉強に勤しんでいる方も珍しくないです。またそのセミナーに参加をすると、貯蓄の効率なども高まる傾向があります。お金を貯める事に関するセオリーなども、それで学ぶことが可能だからです。ですので将来の事を色々考えているなら、それに参加をしてみるのも一法と言えます。